瀬戸大橋を望む岡山県王子が岳からの風景です。
猫がこんなところで呑気に散歩。言葉入りません。瀬戸内の静かな空間が身を包んでくれます。
この頂上にベルグという素敵なシンプルカフェがあり、去年のちょうど今時期ここへ来ました。
去年はこのカウンターに座りました。
2022年度末ですが、2021年度の一年間は、四六時中仕事に追われ、熟睡もできず、夜中に起きても、仕事の段取りを気にしてました。
同期は、家庭の事情もありましたが、仕事を続けることに限界を感じこの年退職しました。
いま、一年前に彼女からもらったラインを読み返しました。
彼女自身も追い詰められ、選択肢がないと思っていたとのことで、退職を決意し、心が解き放されたとのことでした。
最後の退職のあいさつは、凛として30年以上の思いをまとめ上げ、素晴らしかったのを思い出します。
昨年の春に撮った桜です。
この桜を見ながら、自分と重ね合わせました。
桜の寿命は約50年、自分の子どもを桜を見に連れて行った華やかな桜もいまでは、30年が過ぎ、地元の桜の木は、ほとんどピークを過ぎ、枯れている木もたくさんあります。
この枯れた桜の木も30年前は、元気に華麗な桜だったのだろうという思いを感じました。
と同時によく見ると、枯れながらも、新芽から、きれいな桜をさかせています。
今日ここへ来たのは、一年前の自分に会うためだったんです。
この桜といっしょに、自分もこれから人生を楽しんでいきたいと思っています。