悩める50代男、一歩踏み出さなきゃ

仕事で心身ともに疲れ果てた経験が、人生の分岐点。男の平均寿命約80歳、人生時計として一日に換算すると50歳では午後3時 60歳では午後6時のようだ   気づけば人生の夕暮れ時 時は今も刻んでいる 残された時間はない いつかするんじゃなく、今踏み出すんだ。 

瀬戸大橋と猫と去年の思い出

瀬戸大橋を望む岡山県王子が岳からの風景です。

猫がこんなところで呑気に散歩。言葉入りません。瀬戸内の静かな空間が身を包んでくれます。

 

この頂上にベルグという素敵なシンプルカフェがあり、去年のちょうど今時期ここへ来ました。

去年はこのカウンターに座りました。

2022年度末ですが、2021年度の一年間は、四六時中仕事に追われ、熟睡もできず、夜中に起きても、仕事の段取りを気にしてました。

 

同期は、家庭の事情もありましたが、仕事を続けることに限界を感じこの年退職しました。

いま、一年前に彼女からもらったラインを読み返しました。

彼女自身も追い詰められ、選択肢がないと思っていたとのことで、退職を決意し、心が解き放されたとのことでした。

最後の退職のあいさつは、凛として30年以上の思いをまとめ上げ、素晴らしかったのを思い出します。

 

昨年の春に撮った桜です。

この桜を見ながら、自分と重ね合わせました。

桜の寿命は約50年、自分の子どもを桜を見に連れて行った華やかな桜もいまでは、30年が過ぎ、地元の桜の木は、ほとんどピークを過ぎ、枯れている木もたくさんあります。

 

この枯れた桜の木も30年前は、元気に華麗な桜だったのだろうという思いを感じました。

 

と同時によく見ると、枯れながらも、新芽から、きれいな桜をさかせています。

 

今日ここへ来たのは、一年前の自分に会うためだったんです。

この桜といっしょに、自分もこれから人生を楽しんでいきたいと思っています。