1970年代のフォークブームに活躍した伊勢正三さんの歌詞に
花びらが立った後の桜がとても冷たくされるように
というフレーズがあります。
50代になると、よく、春が来ると、あと何回桜が見れるだろうとだれもが感じるようになります。
桜は花びらを散らした後も、5月の新緑には、鮮やかな緑を見せてくれ、秋には日に日に変わる紅葉を見せてくれます。
ここ数年から、自分がどの季節に亡くなったとしても、いつも桜はそのときのありのままの姿で自分を送ってくれるんだと感じるようになりました。
実はこの写真は3月に撮ったつぼみなんですが、同じ花びらがない桜の木も違う見方をしてしまうんですね。