悩める50代男、一歩踏み出さなきゃ

仕事で心身ともに疲れ果てた経験が、人生の分岐点。男の平均寿命約80歳、人生時計として一日に換算すると50歳では午後3時 60歳では午後6時のようだ   気づけば人生の夕暮れ時 時は今も刻んでいる 残された時間はない いつかするんじゃなく、今踏み出すんだ。 

行く秋を 過ぎれば知らぬ 我が身かな  本当に詠みたかった想い

行く秋を 過ぎれば知らぬ 我が身かな

 

行く秋という季語に去年の秋の意味はないと思いますが、自分にとって仕事に明け暮れ、感情がなかった、去年の秋を思い出しながら、詠んだ句です。

 

昨年の秋の自分に、その秋を過ぎれば、次の年の秋には、変わろうとする自分に出会えるよって言ってあげたいです。

昨年の秋、土日もずっと仕事のことを考えているのを見かねて、琵琶湖に日帰りキャンプに家族が誘ってくれました。

おそらく、琵琶湖の北方面にある、六ツ矢崎浜オートキャンプ場だったと思います。

 

その日は、天気が良く景色も良かったのですが、私は表情がなく、ただひたすらボッーとしてました。

 

ゆっくりして、ボッーとするのでなく、放心状態です。始めはゆったりした景色を見ても、なんの感情も湧いてきませんでした。

 

大きくギザギザにえぐれた心臓を、少しだけ景色がやさしく修復してくれた気がします。

 

10月に信州を一人旅をしたとき、若い頃ツーリングにいったときのことを思い出し、その頃の自分を思い出しました。車でドライブしながら若かりし頃の自分と対話してました。

これからは、人生楽しまなきゃと彼は、言ってくれました。