昨日の宿に昭和の形跡がありました、冷蔵庫はナショナルです。霜も作れるよ。
おかんの三面鏡も健在です。
朝、宿の人に彼のオートバイ、彼女の島のサインのことを聞くと、撮影は宿の目の前にある、以前の建物など、大林監督の映画では、数分映っただけですが、関係者50人くらいで昼から夜遅くまで撮影してたとのことです。
おばあちゃんが出てきて、夫が宿の前にあるのが一瞬映ったとおっしゃってました。60代のライダーも映画のロケ地と聞いてときたま訪れるとのことです。
そんな暖かい話を聞きながら、宿を出発してすぐの景色です。
写真では、遠いですが、雲海が見えました。
旅も明日で終わりますが、本当に自然が旅を彩ってくれました。
初めのブログに書きましたが、昨年の今頃は、仕事に終われ心身ともに疲れ果て、魂の抜け殻のようでした。朝出勤の頃には、まるで深夜残業した帰りのように真っ直ぐ歩けず、一日中交感神経が働き続け、三半規管にも影響してたのだと思います。
鏡で自分を見ても表情がありませんでした。
この生活がいつまで続き、耐えられるだろうかと思いながら、代わりの人もいないため、がんばってました。
そうこうしてると、ある時から胸が苦しくなり、治らないので循環器専門の病院にいくと、過度なストレスで心臓が機能しておらず、悲鳴をあげてるとのことでした、
人は亡くなる前でも、最後まで心臓は生まれてから絶え間なく動き続けます。
ストレスが心臓にくるのは、相当な負担だったのだと思います。
いまでも、あの頃の頃は思い出さないよう、日々のことだけ、考えるようにしています。
今思えば、神様がこれまでこれといって、将来を考えてなかったため、考える機会を与えてくれたのかもしれません。
現在も模索中ですが、人生を振り返ったとき、今回のブログがよいターニングポイントになることを自分でも期待しています。
アクセス数、数件で始まったブログが100件を超えました。見てくれた皆様本当にありがとうございます。きっと、ブログを上げている人にとっては少なすぎる数どと思いますが、うれしいです。
止まない雨はないんやで
という言葉がありますが、毎日の苦行が続いているときは、考える余裕がありません、普通の人にも必ずそういう時期が訪れます。
これからも、goju、Tokuju、喜んでといえるよう、楽しんでいきましょう。
旅の続き
その後、この道を下りました。