悩める50代男、一歩踏み出さなきゃ

仕事で心身ともに疲れ果てた経験が、人生の分岐点。男の平均寿命約80歳、人生時計として一日に換算すると50歳では午後3時 60歳では午後6時のようだ   気づけば人生の夕暮れ時 時は今も刻んでいる 残された時間はない いつかするんじゃなく、今踏み出すんだ。 

京都円町ネオ喫茶スイス パルのマスターとの奇跡の出会いが人生を変える

京都円町にあるネオ喫茶スイスは、昨年5月に、40年営業してきた喫茶店を、新米店主が引き継いでオープンしました。

店内は懐かしい歌謡曲が流れています。

店主は、50才の女性で看護師の仕事を辞め、小さな頃から夢であった喫茶店の店主になりました。

店内には、懐かしの喫茶店を特集した本が、いくつか並べられており、喫茶店談義に花が咲きました。

京都で有名なチロルで10ヶ月間アルバイトをして、勉強されたそうです。毎日がジェットコースターになってるみたいで、いままで毎月給料をもらっていたのが、自分ですべて決めることになり、責任も全て追うことで、お客様からもらう、現金に、すごくありがたさを感じるようになったとのことです。

少しでも店主を勇気づけられたらと、自分が尊敬する今宮神社近くの喫茶パルの店主がすごく真摯に仕事に取り組んでおり、好きなんですと話をすると、すごく驚かれ、まさかパルの名前が出ると思わなかったと言われました。

 

自分が小さい頃両親に連れられよく通っていたのがパルでマスターに憧れて将来喫茶店を開きたいと思っていたからです。

そんな中私からまさかパルの名前がでてくるとは思わなかったとのことです。自分も運命的ものを感じました。

そして、厨房の壁にパルのハンバーグサンドの写真を貼ってあるのを興奮気味に見せてくれました。パルは近所にあったわけでもなかったそうです。

40年近くパルには行ってなかったそうですが、開店1年した頃、両親といっしょにパルに伺った時、マスターは、両親も店主も覚えていてくれたそうです。

今ではパルのマスターが休みの日に月1回、お店に来てくれるとのことです。

前日マスターから、パン切りナイフをプレゼントされたと、うれしそうに見せてくださいました。

ガラスに映るキャラクターも自分で描いたそうです。開店当初は、禁煙と新聞を置かないスタイルとしたことで、お客様から、どう時間を潰すねんとお叱りも受けたそうです。

いろんなお店のスタイルがあることを雑談で話しました。最後にいろんな話を聞いて、これからもがんばれますといっていただけました。

リピートしたくなるのは、素敵な店主がいるお店です。

こっちのほうが元気がもらえる店主に巡り会えて、また来たい喫茶店が1店増えました。

 

マスターがひとりで切り盛りするパル