京都にある、今では少ないジャズレコードが聴けるZinoさんです。マスターは昔珈琲の焙煎機をお店に卸す仕事をしていたサラリーマンを辞めて、趣味のジャズ好きから、脱サラしてお店を開いたそうです。
今宮神社の十文字屋さんで、あぶり餅を食べた後、歩いて来店しました。
お店の半2階の大きな窓の目の前にバス停がありら大きな道路に面しており、外からは見えませんが、中からはよく見えることから、マスターはよく、人間ウォッチングをして、気分転換しているとのことでした。
今のお店も10年以上なるそうですが、以前も1985年創業の喫茶店を営業しており、ニューヨークチーズケーキで有名なパパジョーンズの創業者が運営していたそうです。
ですので、お店は雰囲気があります。
焙煎機は、炭火で、この機械の中に炭を入れて焙煎します。サラリーマンの経験と趣味を生かした理想的な第二の人生ですね。
若い頃はジャズのよさはわからなかったのですが、少し前から、曲名などはわかりませんが、ジャズをレコードなどで聴くと、すごくリラックスできます。
マスターから声をかけていただき、好きな曲があればかけますよと言ってくれました。
モダンジャズをかけましょうかと言ってくださりました。モダンといっても1950年代なんですね。
男の隠れ家という雑誌で、音楽喫茶という特集があり、取材に来られたそうです。
雑誌を見せてくださり、そこに記載されていた、マスターおすすめの曲をかけてもらいました。
歌のある曲でしたが、昔の曲はすごくゆっくりなテンポなんですと教えてもらいました。
本当にそうで、くつろげました。
50代男子といえば、80年代みんなが、ステレオをそろえ、私もアンプはサンスイ、デッキはアカイ、スピーカーはダイヤトーンと揃えていました。すでにレコードは下火でちょうどCDのシングルもかけられる走りの頃でCDプレーヤーはソニーを買いました。
レコードを聴いたのは、高校時代、当時1万円でレコードプレーヤーとスピーカーなどセットのものを買い、レンタルレコードを借りて録音してました。
数年前にレコードを聞きたいと、もともと持っていたミニコンポに、雑誌で推奨していたDENONのレコードプレーヤーを4万いかないぐらいで購入しました。
アメリカのオールディーズやフォークソングなど、中古レコードを買うのもジャケ買いまではしませんが、ジャケットはそれだけで飾れば、インテリヤになりますね。
今後は、あぶり餅とセットになりそうです。
いま、たまたまテレビをつけたら、アド街で、東京文京区の白山特集でジャズ喫茶 映画館を紹介してました。
最近は外国人客が多いとのことでしたが、外国には、ジャズレコードを聞く文化はないそうです。
これも日本文化で残って欲しい文化遺産です。