悩める50代男、一歩踏み出さなきゃ

仕事で心身ともに疲れ果てた経験が、人生の分岐点。男の平均寿命約80歳、人生時計として一日に換算すると50歳では午後3時 60歳では午後6時のようだ   気づけば人生の夕暮れ時 時は今も刻んでいる 残された時間はない いつかするんじゃなく、今踏み出すんだ。 

みかえり阿弥陀如来像の奥深さを感じる 永観堂

永観堂の境内にある「みかえり阿弥陀如来像」は正面ではなく、左側を向いてる珍しい像です。

正面を向いていない理由に込められた思いはいくつかありますが、そのひとつに一番印象に残ったのが、遅れたもの達を待つ姿勢という意味です。

永観堂の紅葉を見ながら、それぞれの木々の染まる時期が違うからこそ、いろんな色がグラデーションとして重ねられ、紅葉は素晴らしい景色を見せてくれます。

 

人も同じ時期に同じ色に染まっていては、味わいのある景色になりません。

それぞれの人が、がんばる時期、休む時期も違うからこそ、支え合いながら生きていく。そういうことが素晴らしいんだと思います。

 

遅れたもの達を待つ姿勢、この年になったからこそ、阿弥陀様の言葉の深さを感じます。