悩める50代男、一歩踏み出さなきゃ

仕事で心身ともに疲れ果てた経験が、人生の分岐点。男の平均寿命約80歳、人生時計として一日に換算すると50歳では午後3時 60歳では午後6時のようだ   気づけば人生の夕暮れ時 時は今も刻んでいる 残された時間はない いつかするんじゃなく、今踏み出すんだ。 

悩める50代男、これからの一歩

 はじめまして、SNSとはこれまで無縁であった男の初めての投稿です。

 現在55歳、これまで漠然と年金支給開始の65歳まで働いて退職するのかなと思っていましたが、昨年は休みの日も家に帰ってからも仕事のことばかり考える毎日で、体調を崩しながらも出勤せざるを得ない状況が続き、はじめてこれから仕事が続けられるだろうかと考えました。

 

 今年は、職場も変わり「50代」「定年」などが標題となっている本を何冊も呼んだりしながら、これまで、仕事で今後の人生を考える余裕もなかった分、今後どういう生き方をしていきたいのか模索中です。

 不器用で神経質なため、何をやっても人より優れているところまでいかないのですが、こんな特に自慢できるところがない人でも、これからの人生において、小さなことを一歩ずつ踏み出し、後悔のない人生にしていきたいと考えています。インスタやユーチューブもこれまでほとんど見ることもなかった私が、ブログに投稿すること自体が大きな第一歩です。

 昭和のまま止まった男ですので、レトロな場所や物が好きです。

 仕事で忙しい時も、唯一の楽しみが喫茶店やカフェでのひと時や特にモーニングにいくことでした。小さな非日常感を味わえるからです。

 

 結婚してからは、一人旅にいかなくなりましたが、これからは、ひとりになる時間が必要と思います。

 少し大きな夢は一歩を踏み出せば実現はできるけど、仕事が休めない、いろいろ考えると面倒くさくなるなど、言い訳を考えると一歩が踏み出せません。

 ルート66をレンタカーで走りたい、北海道をレンタバイクで走りたいが、今の少し大きな夢です。20代の頃、250ccのバイクに乗り、九州一周をしたことがあり、その頃30代で北海道に行きたいなあと思っていましたが、仕事や家庭があり、予想通りできませんでした。

 昨日たまたま、ユーチューバーでフェアレディZにより、日本一周分割旅をしている「タカアキ」さんが、北海道でレンタバイクで新千歳空港から宗谷岬まで2泊3日で往復している動画を見つけました。タカアキさん(たぶん30代ぐらい)もバイクは10年ぶりということでしたが、少年に戻ったようと自分でも言っていました、私も見ているだけで20代に戻った気分でした。バイクは30年乗ってないので、乗れるかどうかも不安ですが、考えるだけで若い頃に戻れます。

 

 これといってとりえのない50代男がどういった心構えで生きていけば幸せな人生で終えられるのか、「長生きにこだわらない」著者矢作直樹(医師)さんの本には、過去や未来を考えるのでなく、今だけを考えることが大切であり、マイナスの感情に振り回されないと書かれています。そうは言っても日々の仕事で不安な気持ちになることはありますが、できるだけ今のことだけを考える境地に近づけるような気持ちを持っていきたいと思います。

 男性も更年期があり、自律神経の回復力も50代になれば急激に落ちるらしく、これまで仕事でしんどくてもなんとかやってきましたが、今までの気力にもどれないのは年齢のせいもあるかもしれません。こんな人生の分岐点にある50代の思いを共有していただけたらうれしいです。